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シャットゥルアラブ川[しゃっとぅるあらぶかわ]
シャットゥルアラブ川(〔シャット・アル・アラブ川、シャッタルアラブ川、シャット・ル=アラブ川〕、Shatt al-Arab)またはアルヴァンド川(、Arvand)は南西アジアを流れる川。チグリス川とユーフラテス川の合流によって形成され、イランとイラクの国境地帯を流れながらペルシャ湾に注ぐ。長さは200km。イラク領のバスラ、イラン領のホラムシャハル、アーバーダーンなどの港湾都市が川沿いに連なり、両国の重要な航路となっている。 == 名称 == イラク側の呼び名であるシャットゥルアラブ川(Shatt al-Arab、アラビア語:شط العرب)とは「アラブの海岸」を指す。またイラン側の呼び名であるアルヴァンド(Arvand、ペルシャ語:اروندرود)は中世イランの様々な文学作品や民族叙事詩『シャー・ナーメ』ではチグリス川を指す名前として登場したが、20世紀に入りパフラヴィー朝後期にはシャットゥルアラブ川を指す名として使われはじめ、イラン革命後もアルヴァンドの名で呼ばれている〔Iranica's article on the Arvand-Ruud .〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャットゥルアラブ川」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shatt al-Arab 」があります。
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