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『アルヴィースの言葉〔伊藤訳「エッダ詩」での題。〕』(アルヴィースのことば、)とは、古ノルド語詩である。一般に『古エッダ』の一篇に数えられ、北欧神話の原典資料の一つとなっている。『アルヴィースの歌〔谷口訳『エッダ 古代北欧歌謡集』での題。〕』とも。 アース神のトールとドヴェルグのアルヴィースとの間の知恵比べが歌われている。その中で、言葉の言いかえ(も参照)が、「各部族(人間、アース神、等)での呼ばれ方」として列挙される(スールル)。 詩形は歌謡律〔『エッダ 古代北欧歌謡集』pp.293-294(谷口による解説)〕。11世紀の成立と考えられている〔。第20スタンザ(「風」の言いかえ)が『詩語法』第74段落に、第30スタンザ(「夜」の言いかえ)が第78段落に、それぞれ引用されている〔「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」〕。 == 内容 == (第1-8スタンザ):トールの元をアルヴィースと名乗るドヴェルグが訪れる。トールの娘(一般にスルーズと解される)を花嫁にもらう約束があり、それを果たしに来たのだと。トールは反対する。そして知恵比べを持ち掛け、自身の質問に全て答えられたら娘を渡すと告げる。 (第9-34スタンザ):トールの出題とアルヴィースの解答という形で、「地」や「天」といった言葉の言いかえが列挙される。#言葉の表参照。 (第35スタンザ):トールはアルヴィースの知識を褒め称えるものの、同時に夜が明けたことを告げる。アルヴィースのようなドヴェルグは日光を浴びると石になるとされており〔『エッダ 古代北欧歌謡集』p.102(「アルヴィースの歌」脚注6)〕、トールはそれを利用してアルヴィースを罠にかけていたのだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルヴィースの言葉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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