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ユースフ・アル=カラダーウィー(アラビア語:يوسف القرضاوي; Yousef Al-Qaradawi, 1926年9月9日 -)はエジプト出身のウラマー。会長。 == プロフィール == エジプトに生まれ、2歳で父を亡くし叔父に育てられる。1953年にカイロのアル=アズハル大学を卒業、ムスリム同胞団に参加したためエジプト政府により何度も投獄され、1963年ついに追放されてカタールへ渡る。 カタールでは衛星放送局アルジャジーラの看板番組のひとつである「シャリーアと人生」のメインゲストを務め、毎回視聴者などから寄せられる社会生活上における問題についての質問に対し豊富なクルアーンの知識を活かして回答する。 イスラム界では最も著名な法学者の一人であり、彼の出すファトワーはアラブ社会のみならず全世界のイスラム教徒に対して絶大な影響力をもつ。非常に柔軟なクルアーンの解釈で知られ、女性の社会参加に寛容であったり、性生活に関して夫婦の自由意思を尊重するなどの立場をとっている。これが保守的なイスラム教徒からは欧米に迎合しているなどと批判されることもあるが、一方ではイスラエルに対するパレスチナ武装組織による自爆攻撃を支持したり、9・11同時多発テロに対するアフガニスタンへの報復攻撃に際してアフガニスタンを支持するなどの見解を出したことからテロリスト支援者と目されることもある。 また国家を超えたイスラーム社会の団結のためにマスメディアやインターネットを有効に活用すべきであるという考え方の持ち主であり、自ら監修したウェブサイト「イスラーム・オンライン」を立ち上げるなど、積極的に新しいメディアを利用する姿勢でも知られる。1994年に「イスラム法への対処の研究」でキング・ファイサル国際賞イスラム研究部門を受賞。 息子の一人・アブドッラフマーンは、詩人。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユースフ・アル=カラダーウィー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yusuf al-Qaradawi 」があります。 スポンサード リンク
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