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アルーマニア語[あるーまにあご]
アルーマニア語(''armâneaşti''または''armãneshce''、ルーマニア語: aromână)は、バルカン半島で話される東部ロマンス語派の言語である。別名としては、マケド・ルーマニア語''Macedo-Romanian''、またはヴラフ語''Vlach''が知られている。 この言語はバルカン半島がローマ化された後に形成され、ルーマニア語と多くの語彙を共有しており、非常に似た文法と語形を持っている。ルーマニア語とアルーマニア語の最も大きな相違点は語彙にある。前者は隣接していた諸国が使用していたスラブ諸語の借用語が多いが、アルーマニア語は地理的にも、また歴史的経緯からも、ギリシャ語の借用語が多い。 ルーマニア語とアルーマニア語が、二つの独立した言語であるか、それとも派生言語や方言の類であるかについては、いまだ議論の中にある。しかしながら、多くの言語学者は、これらを別の言語と認識している。 == 地理的分布 ==
アルーマニア語とアルーマニア人は、マケドニア共和国(旧ユーゴスラビアの一部)で公式に使用されている。しかし、アルーマニア語話者の大きなコミュニティは、アルバニア、ギリシャ、ブルガリア、セルビア・モンテネグロ、及びルーマニアに見られる。また、アルーマニア人が居留していた、アルバニアのヴォスコポヤ(モスコポレ)(en)や、グラモステ(gramoste/grammos)地方の破壊により、これらの住民はバルカン半島へ移住した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルーマニア語」の詳細全文を読む
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