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アル=アンダルス・アラビア語 : ウィキペディア日本語版
アル・アンダルス=アラビア語[あるあんだるすあらびあご]

アル・アンダルス=アラビア語は、中世イスラム教の影響下にあったイベリア半島アル=アンダルス)において8世紀初頭から18世紀初頭にかけて使われた、アラビア語の一変種である。
フスハーや、古い時期のマグレブ=アラビア語が土台となっているが、後述するようにロマンス語の影響が強い。現在はほぼ完全な死語であるが、イベリア半島から逃れてきた人々の子孫がマグレブに居住しており、そのコミュニティでは細々と伝えられていること、またアンダルシアの伝統音楽では未だに使用されていることから、厳密には死語とはいえない。
== イベリアへのアラビア語の侵入 ==
8世紀初頭にウマイヤ朝がイベリアを征服し、8世紀中ごろにイベリア半島全域を領土とする後ウマイヤ朝スペインが成立したことによって、アラビア語がイベリア半島に根付くこととなった。この時期にアラブ人支配層が使用していたアラビア語はフスハーであったと考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アル・アンダルス=アラビア語」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Andalusian Arabic 」があります。



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