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アレクサンドロス・ポリュヒストル : ウィキペディア日本語版 | アレクサンドロス・ポリュヒストル
アレクサンドロス・ポリュヒストル(、紀元前1世紀)とは、ミトリダテス戦争時に共和政ローマに連行されたギリシャの学者、著作家。解放奴隷となった後もイタリア国内に留まり、その業績から博学者(ポリュヒストル)の名前を冠して呼ばれているが、著作の大部分は失われ、現在は多くの著作が断片的に伝わっているのみとなっている。 == 経歴 == アレクサンドロスは紀元前1世紀のローマで活躍した。スーダ辞典に依れば、彼はミレトスの出身であるとされているが、ビザンティウムのステパノスは、大語源に於いてアレクサンドロスはコティアエウスと記されていた事から、フリギアのコティアエウム(現在のトルコキュタヒヤ県キュタヒヤ)の出身であるとした。〔 また、此の両者が別人物である可能性もあり、出身についてははっきりとしていない。 彼はミトリダテス戦争時にギリシャからローマへと連行され、コルネリウス・レントゥルスの家庭教師として雇われた。その後、彼から名前を取ってコルネリウス・アレクサンドロスと名乗る様になった。また、彼はルキウス・コルネリウス・スッラから市民権を得た。〔Servius, ''ad Aen.''X 388 = Jacoby 273 T2〕. 彼はラティウムのラウレントゥムで火事の為、家諸共焼死した。
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