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アローエウス : ウィキペディア日本語版
アローエウス
アローエウス()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してアロエウスとも表記される。主に、
*カナケーの子
*ヘーリオスの子
の2人が知られている。以下に説明する。
== カナケーの子 ==
このアローエウスは、アイオロスの娘カナケーとポセイドーンの子で、ホプレウス、エポーペウスニーレウストリオプスと兄弟。トリオプスの娘イーピメディアとの間に〔アポロドーロス1巻7・4。〕アローアダイと呼ばれる双子オートスとエピアルテース〔『イーリアス』5巻。パウサニアス、9巻22・6など。〕、また娘パンクラティスをもうけた〔シケリアのディオドロス、5巻50・6。〕。しかしアローアダイはイーピメディアとポセイドーンの子ともいわれる〔『オデュッセイア』11巻。アポロドーロス、1巻7・4。〕。
アローエウスはイーピメディアとパンクラティスがトラーキア人にさらわれたとき、アローアダイに命じて2人を探しに行かせた。アローアダイはナクソス島で2人を発見し、トラーキア人と戦って勝利したという〔シケリアのディオドロス、5巻51・1。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アローエウス」の詳細全文を読む



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