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アワモリ君売出す[あわもりくんうりだす]
『アワモリ君売出す』(アワモリくんうりだす)は、1961年7月30日に東宝系で公開された日本映画である。モノクロ。東宝スコープ。 ==概要== 「週刊読売」に連載している秋好馨の漫画『アワモリ君』を原作とし、当時売り出し中の歌手・坂本九を主演にした映画。しかし同じ漫画原作の映画である『サザエさん』シリーズや『おトラさん』シリーズと違い、坂本はアワモリと同じ髪型等をしていないため、坂本を売り出すために漫画を流用したものと思われる。坂本と同じマナセプロダクション所属のジェリー藤尾・森山加代子・ダニー飯田とパラダイス・キングが脇を固める。 監督はデビュー3年目の古澤憲吾で、まだこの時期はサラリーマン喜劇やアクション映画といった、様々なジャンルの映画を撮っていたが、本作で娯楽映画専門監督の方向性が決められる。そして後にクレージー映画で恒例となる「突然ミュージカル場面」が、本作より荒削りながら挿入されており、坂本・ジェリー・森山などのキャラがいきなり歌うシーンが登場している。また劇中では、当時の坂本のギャグ「申し訳無いッ!」が様々な場面で使われている。 地上波では再放送に恵まれなかったが、2000年代に入ってからは、CS放送のV☆パラダイス(時期不明)やチャンネルNECO(2006年4月)で全作品放送され、その内容が知られる様となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アワモリ君売出す」の詳細全文を読む
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