|
レジナルド・ジョージ・ゴリッジ(Reginald George Golledge、1937年12月6日 - 2009年5月29日)は、アメリカ合衆国の地理学者。オーストラリアニューサウスウェールズ州ダンゴッグ(Dungog)生まれ〔Golledge; R. G. (2002): You don't have to have sight to have vision. In: Gould, P. and F. R. Pitts (Eds.): Geographical voices: fourteen autobiographical essays. Syracuse: Syracuse University Press. p. 125.〕。レジナルド・ゴレッジとも表記する。アメリカのカリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)で地理学の教授を務めた。2009年に教授能力研究講師(Faculty Research Lecturer)に指名された。同年にカリフォルニア州ゴリータで逝去〔Institute of Australian Geographers: June 2009 Newsletter , p. 2〕。生涯に16冊の書籍を執筆・編集し、100篇の寄稿を行い、150以上の学術論文を発表した。 ゴリッジは行動地理学の先駆的な研究者である。1970年代に行動地理学が人文主義地理学的アプローチと分析的アプローチに分裂したときには、後者の主たる提唱者となった〔Kitchin, R. (2004): Reginald Golledge. In: Hubbard, P., R. Kitchin and G. Valentine (Eds.): Key thinkers on space and place. London: Sage Pubn Inc. pp. 136–142.〕。1984年に視覚障害者となり、研究の焦点を障害の地理学(geography of disability)に移した。また、視覚障害者のためのグローバル・ポジショニング・システム(GPS)の1つであるUCSBパーソナルガイダンスシステム(UCSB Personal Guidance System)を心理学者のジャック・ルーミス(Jack Loomis)やロベルタ・クラスキー(Roberta Klatzky)とともに開発した。 == 学術的経歴 == * 1959年 - ニューイングランド大学名誉教養学士 * 1961年 - ニューイングランド大学文学修士 * 1966年 - アイオワ大学Ph.D. * 1965年〜1966年 - ブリティッシュコロンビア大学Assistant Professor * 1966年〜1967年 - オハイオ州立大学Assistant Professor * 1967年〜1971年 - オハイオ州立大学准教授 * 1971年〜1977年 - オハイオ州立大学地理学教授 * 1977年〜2009年 - カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校地理学教授 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レジナルド・ゴリッジ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Reginald Golledge 」があります。 スポンサード リンク
|