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アングレカム : ウィキペディア日本語版
アングレカム属[あんぐれかむぞく]

アングレカム属 (学名:') は、ラン科植物の群の一つ。白く香りのよい花をつける。) は、ラン科植物の群の一つ。白く香りのよい花をつける。
==概要==
アングレカム属のランは単軸性で細長い葉を二列につける着生植物である。花は白から緑白色で、派手な色はない。多くはよい香りを夜間に放つ。花は唇弁が大きく広がる以外は特に大きな特徴がないが、ほとんどが長い距を持つ。特にこの属の一種ア・セスキペダレはとても長い距を持ち、ダーウィンがそこからそれに対応する長い口吻を持つの存在を予言したことで知られる。分布はアフリカ周辺に限定され、特にマダガスカルで種分化が進んでいる。
多くの種が洋ランとして栽培される。学名は着生ランを意味するマレー語 angurek に基づく〔土橋 (1993) p. 232〕。ただし、現在この属に所属するものに東南アジア産の種はない。日本での呼称は学名仮名読みに基づく。仮名表記としてはアングレクム、あるいはアングレークムも使われるが、洋ランとしての呼び名はアングレカムで定着している。洋ランとしての略称は ''Angcm.'' である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アングレカム属」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Angraecum 」があります。



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