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アングロサクソン人 : ウィキペディア日本語版
アングロ・サクソン人[あんぐろさくそんじん]

アングロ・サクソン人(Anglo-Saxons)は、5世紀頃、現在のドイツ北岸、南部よりグレートブリテン島に侵入してきたアングル人ジュート人サクソン人ゲルマン系の3つの部族の総称である。この中でアングル人が、イングランド人としてイングランドの基礎を築いた。
== 歴史 ==
409年ローマ帝国ブリタンニアを放棄した後、現在のデンマーク、北部ドイツ周辺にいたゲルマン人が、グレートブリテン島に渡ってきた。彼らは先住のケルト系ブリトン人を支配し、ケルト文化を駆逐した。これが英国における最初のアングロ・サクソン人である。彼らの言葉が英語の基礎となった。
彼らはイングランドの各地に小王国を築いていった。7世紀頃には、イングランドは7つの王国(七王国)にまとまっていったが、9世紀初めには、ウェセックスエグバートのもとで、サクソン人のウェセックス王国が強大となって、イングランド全域を支配した。それ以降、一時期はデーン人に支配され、デンマーク王の下にあった。
アングロ・サクソン人はその後また、イングランドを支配した。これは1066年、ギヨーム2世(=ウィリアム1世)によるノルマン・コンクエストまで続いた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アングロ・サクソン人」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anglo-Saxons 」があります。



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