翻訳と辞書
Words near each other
・ アンダーズ東京
・ アンダーセン
・ アンダーセンサンプラー
・ アンダーセン病
・ アンダーセン空軍基地
・ アンダーソン
・ アンダーソン (サウスカロライナ州)
・ アンダーソン"ブラドック"シルバ
・ アンダーソン-ダーリング検定
・ アンダーソン–ダーリング検定
アンダーソンの法則
・ アンダーソンクーパー
・ アンダーソンクーパー360°
・ アンダーソン・エルナンデス
・ アンダーソン・クーパー
・ アンダーソン・クーパー360
・ アンダーソン・クーパー360°
・ アンダーソン・ゴメス
・ アンダーソン・シルバ
・ アンダーソン・ステュアート


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アンダーソンの法則 : ウィキペディア日本語版
アンダーソンの法則[あんだーそんのほうそく]
アンダーソンの法則(''Anderson's rule'')は2つの半導体材料をヘテロ構造にした場合にそれぞれのバンド構造がどのように接続されるか計算するためのモデル。1960年にR.L. Andersonにより発表された。このモデルでは、ヘテロ構造を構成する2つの半導体の真空レベルが同一のエネルギーになると仮定している。
==アンダーソンの法則を用いたバンド構造計算==
2つのバンドギャップが異なる半導体材料が接続した場合、バンドギャップの差は、伝導帯の差と価電子帯の差に分けられる。この両者にどのように配分するかを考える上で、アンダーソンの法則では、2つの半導体の真空レベルを同一と仮定し、各半導体の電子親和力とバンドギャップから2つの材料のバンドの関係を計算する。半導体の電子親和力は、真空レベルと伝導帯のエネルギーの差を意味しており、これにより伝導帯のエネルギー差が決定される。そしてバンドギャップが分かることで、価電子帯におけるエネルギー差も計算可能である。
2つの半導体の電子親和力を\xi_A ,\xi_B、バンドギャップをE_,E_とした場合、伝導帯のエネルギー差\Delta E_Cと価電子帯のエネルギー差\Delta E_Vは以下の式で表される。

\Delta E_C = \xi_B - \xi_A


\Delta E_V = (\xi_A + E_) - (\xi_B + E_)

そして、ポアソン方程式によりバンドの曲がりが決定される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アンダーソンの法則」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.