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アンダー・ザ・ガンダム : ウィキペディア日本語版
ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム

ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』(DOUBLE FAKE UNDER THE GUNDAM)は、雑誌『MJ』で連載された、うしだゆうじによる『ガンダムシリーズ』の漫画作品。
== 概要 ==
時間軸としてはTVアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』とアニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の間に位置する。コロニー公社の下請け会社に所属する、ガンダムマニアの主人公・ダリーを中心に語られるオリジナルストーリー。映像作品(アニメ、CGアニメ、実写など)以外はサンライズ非公式と扱われることが多いガンダムシリーズにあって、本作の内容は漫画作品では珍しく一部の宇宙世紀年表に掲載されている〔「MS大図鑑 PART.3アクシズ戦争編」57ページの年表など。0090年1月に記述される「NSP」という組織名が本作独自の用語である。しかし一部の電撃コミックスに掲載されていた「宇宙世紀公式年表」など、この記述を掲載していない年表もある。〕。
基本的に本作オリジナルのモビルスーツやキャラクターを主軸に話が進むが、『ZZ』に登場したイリア・パゾムが新生ネオ・ジオン軍の士官として登場したり、『逆襲のシャア』に登場したジェガンヤクト・ドーガが登場する等、この作品が前述2作の間に位置していることが所々で描写されている。
雑誌連載後にバンダイから発売された単行本が程無くして絶版となったこともあり、作品認知度は高くなかったが、バンダイ発行の『機動戦士ガンダムMS大図鑑』シリーズには本作品のモビルスーツが掲載されており、後年にこの本の流れを汲むメディアワークスの『MS大全集』シリーズにも引き続き掲載されたため、登場機体に関しての認知度は高くなっていた。これらと並行し、ゲーム『SDガンダム GGENERATIONシリーズ』(『ギャザービート』『ZERO』『F』)にもMSやキャラクターが登場し注目を集める。ただし、上記のシリーズ以外で本作品のMSを掲載した資料はほとんどなく、『GGENERATIONシリーズ』での登場も『F』以降は途絶えているため、作品を含めた現在の公式における位置付けは不明である。
2002年にはメディアワークスから単行本が復刊された。また、雑誌連載時は「ダブルフェイク」というタイトルだったが、単行本化の際に「アンダー・ザ・ガンダム」と改題。更に復刊された際には「ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム」に変更された(本記事名はこれを採用)。
なお、インターネット上では本作の出来事を便宜上「カラード事件」と呼称する場合があるが、作品内にはそういう記述は無い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム」の詳細全文を読む



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