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アンチデューン(Antidune)とは、その波長や波高が水深のスケールに規定される、小規模河床形態(河床波)のひとつである。 デューンとは異なり、河川の流れが平均的に射流で、フルード数がある臨界値を超える場合に河床に形成される。 アンチデューンでは水流が剥離することがほとんどなく、そのため形状はクレスト(峰)を中心に左右対称のなめらかな波形となる。 またアンチデューンの河床波は一般に非定常性が強く、発達と減衰を繰り返すことがある。 アンチデューンは、デューンとは異なり、ほとんどの場合、上流側へ伝播する。 これは、クレストを過ぎた下流側斜面で砂が活発に移動し、上流側斜面では砂が堆積するためである。 == 関連項目 == * デューン (砂堆) * リップル 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンチデューン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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