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アンティクロス()は、ギリシア神話の人物である。トロイア戦争に参加したギリシア軍の武将の1人で、木馬作戦に参加したことで知られる。しかしトロイアに木馬が運び込まれたとき、ヘレネーはデーイポボスとともに木馬の前にやって来て、ギリシア軍の武将たちが潜んでいないか、武将の妻の声をそっくりに真似て木馬に語りかけた。中にいる武将たちは涙を流しながら耐えたが、アンティクロスは妻ラーオダメイアの声に思わず返事をしそうになった〔トリピオドーロス。〕。オデュッセウスはとっさにアンティクロスの口を押さえこんだが〔『オデュッセイア』4巻。アポロドーロス、摘要(E)5・19。〕、その力が強すぎたため、アンティクロスは窒息死してしまった〔トリピオドーロス。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンティクロス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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