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アンティル諸島駐屯フランス軍 : ウィキペディア日本語版 | アンティル諸島駐屯フランス軍[あんてぃるしょとうちゅうとんふらんすぐん] アンティル諸島駐屯フランス軍(アンティルしょとうちゅうとんフランスぐん、フランス語:Forces armées aux Antills、略称:FAA)は、フランス国防省下で異軍種ごとに担当していたアンティル諸島に所在するマルティニーク県とグアドループ県の防衛警備態勢について再編成のうえで高等司令官(COMSUP)指揮下におかれてるフランス軍。 フランスはその主権が及ぶ範囲内を恒久的責任地域(ZRP)として設定し国軍に防衛警備を担当させている。アンティル諸島周辺のカリブ海諸国は13の国家が広がっている。 == 編成 == アンティル諸島駐屯フランス軍は高等司令官の責任下に置かれ現地行政における軍事分野を代表し、高等司令官はフランス統合参謀総長の直轄下にある。駐屯部隊は異なる軍種の混成(陸軍、海軍、空軍、国家憲兵隊、適応軍役制度)で構成されている。三軍将兵は約1,700人、軍属約400人から成り、適応軍役制度兵は約1,150人で、海外勤務の国家憲兵隊員は約1,500人が配置されている。 高等司令官は防衛区知事を兼務する当該地域の高等弁務官に対して軍事的助言を行う。特に領内の保護と発展、三軍の戦力維持に責任を負う。高等司令官は陸海空ごとの司令官を副官として指揮下においている。また、グアドループには高等司令官派遣代理として部隊司令官が置かれている。
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