翻訳と辞書
Words near each other
・ アンティル海流
・ アンティル諸島
・ アンティル諸島駐屯フランス軍
・ アンティル諸島駐屯軍
・ アンティロコス
・ アンティローザ
・ アンティヴァリ
・ アンティ・J・ヨキネン
・ アンティ・アウティ
・ アンティ・アンズ
アンティ・アールネ
・ アンティ・イコーネン
・ アンティ・オリア
・ アンティ・クイスマ
・ アンティ・セミティズム
・ アンティ・トゥイスク
・ アンティ・ニエミ
・ アンティ・ヒュベリネン
・ アンティ・ヨキネン
・ アンティーカロマン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アンティ・アールネ : ウィキペディア日本語版
アンティ・アールネ

アンティ・アールネ(Antti Amatus Aarne、1867年12月5日 - 1925年2月2日)は、フィンランドの民俗学者。
ポリ市生まれ。1893年から1898年までモスクワ大学に学び、ソコロフに師事。その後、国民学校や高等学校で教えながら、文学博士号を取得。1911年以降はヘルシンキ大学でも教壇に立った。
師事していたカールレ・クローン(K.L.Krohn)が民話研究から叙事詩「カレヴァラ」研究に移行したことから、クローンの民話研究を引き継ぎ、民話研究における歴史的・地理的比較考証法を確立し、フィンランド学派と呼ばれる民俗学の一派を形成した。
1910年、クローンが中心となって設立した Folklore Fellows の機関誌 FF Communication にて、ヨーロッパ各地の昔話800あまりをまとめ、類型ごとに分類した『昔話の型目録』(Verzeichnis der Märchentypen)を発表した。そこでアールネは昔話を動物の話、本格的な話、笑い話の3タイプに分類した。後の1927年にアメリカのスティス・トンプソン(S.Thompson)がこれを『昔話の型』(The types of folktale)として増補した。トンプソンはアールネの三分類を五分類に分けなおした。これらの業績がアールネ・トンプソンのタイプ・インデックスとして世界的に参照されている。
category:フィンランドの民俗学者



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アンティ・アールネ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.