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アンデス危機[あんですきき] アンデス危機とは、2008年3月に南米の親米国家コロンビアと隣国である反米国家ベネズエラ、エクアドルとの間で軍事衝突の危険を招いた事件である。 ==概要== 発端は、2008年3月1日にコロンビア軍が左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」を攻撃するためにエクアドル領内に越境したことがきっかけである。 エクアドル大統領ラファエル・コレアは激烈な反応を示し、コロンビアとの国交断絶を発表。コロンビア国境に軍を集結させた。盟邦関係にあるベネズエラとニカラグアもコロンビアを非難し、「戦争も辞さず」との強硬姿勢を見せ、コロンビア国境に軍を集結させた。 その後、米州機構の仲介でコロンビアが謝罪し、事態の解決が宣言され、戦争は避けることができた。しかし、親米国家コロンビアと反米国家ベネズエラ、エクアドルとのわだかまりは依然残っており、外交関係も最低限維持するのみという険悪な関係となってしまった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンデス危機」の詳細全文を読む
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