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アントニオ・デ・カベソン : ウィキペディア日本語版 | アントニオ・デ・カベソン
アントニオ・デ・カベソン(Antonio de Cabezón, 1510年3月30日 ブルゴス - 1566年3月26日)は、スペインのルネサンス音楽の作曲家・オルガニスト。幼児期に失明した。オルガンのためのティエントで有名。多くの作品が出版譜のかたちで現存する。カベソンの作品は、現存する初期のオルガン作品の一つである。 == 生涯 == パレンシアでオルガニストGarcía de Baezaによる教育を受けた。カルロス1世、のちにはフェリペ2世の主任オルガニストとして、2度にわたってヨーロッパを旅行し(1548~1551 ナポリ、ミラノ、ドイツ諸国、ネーデルランドと1554~1556 ロンドン)、他の宮廷に仕える主要な音楽家たちと親交を持った。このような相互交流によってカベソンはスペインの鍵盤音楽に多大な貢献をすることができた。結婚後1538年に妻の故郷であるAvilaに移った。5人の子供はフェリペ2世治下のスペイン宮廷で高い地位に就いた。マドリッドへの遷都に伴い移住し、死ぬまでそこに留まった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アントニオ・デ・カベソン」の詳細全文を読む
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