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『アンナと王様』(アンナとおうさま、''Anna and the King'')は、1999年のアメリカ映画。 この映画は1956年の『王様と私』の単なるリメイクではなく、マーガレット・ランドンが発表した『アンナとシャム王』(''Anna and the King of Siam'')の元になったアンナ・レオノーウェンズの手記『英国婦人家庭教師とシャム宮廷』(''The English Governess at the Siamese Court'')を原作に映画化された作品である。この映画にはミュージカルの部分は一切ない。王様を演じるのは香港映画界のスターであったチョウ・ユンファで、家庭教師のアンナを演じるのはジョディ・フォスターである。 == 粗筋 == シャムの近代化を目指すモンクット王に家庭教師として招かれ、一人息子を連れてバンコクにやってきたイギリス人女性(ただし、インドで生まれ育ち、イギリス本土を知らない)アンナは、多くの側室とその子供達からなる大家族と文化の違いに戸惑いながらも、国王の信頼を得るとともに、国王の人柄にも惹かれていく。 しかし、王の側室の一人タプティムが駆け落ち事件を起こし、姦通罪で死刑を宣告された。国王は恩赦を考えていたが、アンナから激しく抗議されたため、これで恩赦を与えれば、外国人の意見で判決を曲げたと受け取られかねず、やむなくタプティムとその恋人を処刑する。 この件で国王と対立したアンナは帰国を考えるようになる。その頃、モンクット王の目指す近代化をイギリスに祖国を売り渡す行為とみたアラク将軍は、王家打倒の陰謀をめぐらせており、アンナも陰謀に巻き込まれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンナと王様」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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