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アンナ・カリーナ
アンナ・カリーナ(Anna Karina、本名:Hanne Karen Blarke Bayer、1940年9月22日 - )は、デンマーク・コペンハーゲン出身のフランスの女優。ヌーヴェルヴァーグ時代に活躍。 == 来歴・人物 == 1940年9月22日、デンマーク・コペンハーゲンに生まれる。母は洋裁店を営み、父親は船員であったが、カリーナが生まれて1年後に家族を捨ててしまう。そのため4歳になるまで祖父母に育てられ、その後4年間は里親の元で育つ。その後母親と暮らすようになるが、頻繁に家出をしていたという〔Colin MacCabe, ''Godard: A Portrait of the Artist at Seventy''. (New York: Farrar, Straus and Giroux, 2003). p. 125.〕。デンマークではキャバレーで歌ったりモデルなどをするようになる。14歳の時にデンマークの短編映画に出演しているが、その作品はカンヌ国際映画祭で賞を獲得している〔MacCabe, 126.〕。17歳の時にフランス・パリに移る。パリに付いた当時はフランス語を話す事が出来なかったが、スカウトされてモデルとして活躍する。「アンナ・カリーナ」という芸名は当時出会ったココ・シャネルが授けた〔MacCabe, 127.〕。 1960年、ジャン=リュック・ゴダール監督の作品『小さな兵隊』に抜擢。以後もゴダール作品に数多く出演している。二人は1961年に結婚し、1964年には共同で映画製作会社「アヌーシュカ・フィルム」を設立した。第一回作品は『はなればなれに』(1964年)。ゴダールとは1965年に離婚。その後四度の結婚歴がある。1970年代後半にはライナー・ヴェルナー・ファスビンダー作品の常連だったドイツ人俳優兼映画監督ウリ・ロンメルと交際し、共に映画製作を行っている。 1961年の『女は女である』で、ベルリン国際映画祭女優賞を受賞している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンナ・カリーナ」の詳細全文を読む
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