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アンメルツ : ウィキペディア日本語版
アンメルツ
アンメルツは、小林製薬が製造販売する、肩こりおよび筋肉痛効能とする外用消炎鎮痛剤及び同製品を中心としたブランド名である。
== 概要 ==
それまでの肩こり用の医薬品は貼り薬が主流であったが、ある男性社員が肩に貼り薬を貼ったままデートに出かけたために、服の上から貼り薬が透けて見えてしまい、相手の女性から「年寄くさい」「かっこ悪い」と振られてしまったことがきっかけとなり、「見えない肩こり薬」というコンセプトをもとに開発に着手。1966年に液体タイプの「アンメルツ」を発売した。添付の筆で塗るタイプの従来の液剤と異なり、瓶上部のラバーキャップから直接塗布できる容器形状とした。当初は特約店の専売品であったが翌年から全国発売し、店頭キャンペーンやテレビCMなどの効果もありヒット商品となる。1974年には、塗布部を横向きにして塗りやすさを改善した「アンメルツヨコヨコ」を発売した〔家庭薬ロングセラー物語 アンメルツ 日本家庭薬協会)〕。その後も、フェルビナクを配合した製品など多くの種類が発売されている。2012年3月に「アンメルツゴールドEXグリグリ」が発売された際、主要製品もパッケージデザインを変更・統一し、「アンメルツ」のロゴも現在の斜体に変更となった。
また、ラインナップは消炎鎮痛剤が主だが、サポーターも発売されている。かつては、脚冷却用シート・スプレーや温熱用具、エリア限定で内服薬も発売されていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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