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『アークライズ ファンタジア』(ARCRISE FANTASIA)は、イメージエポックが開発し、マーベラスエンターテイメントから2009年6月4日に発売されたWii用のロールプレイングゲームである。2010年2月25日に『みんなのニンテンドーチャンネル、みんなのオススメセレクション』として廉価版が発売された。 == 概要 == 本作は『ルミナスアーク』や『ワールド・デストラクション』を開発した、イメージエポック初の据え置き型で発売される作品であり、キャラクターデザインにエウレカセブン等を手がけた吉田健一、シナリオ担当にテイルズオブシリーズ等を手がける実弥島巧を迎え、ルミナスアークから引き続きサウンドプロデューサー&コンポーザーに光田康典が参加している。 「レイ」と呼ばれる地脈を流れる星のエネルギーを利用した「光召技術」と「ホゾン」と呼ばれる転用可能な毒素によって栄え、大地を汚し、人々に有害な物質を蓄積する「濁竜」と呼ばれる存在がいる「フルヘイム」という世界を舞台に主人公ラルク・ブライト・ラグーンがフルヘイムを治めていると言われる神「イーサ神」に「定理」を奏上する物語を描くRPG。 本作の開発時点では、イメージエポックには作成に利用できるプログラムが何一つない状態だったため、開発はまずそのプログラムを作成するところから始まった〔アークライズファンタジア開発ブログ第九現場:リードプログラマが語る「プログラミング」の現場 09/05/07 - 12:00投稿〕。このことについて担当したスタッフは「大変だが楽しくもあった」と語っている〔。イメージエポック製作プロデューサー御影良衛の「WiiのRPGのフラグシップを狙う作品」という方針の下〔Archives 開発ブログ(1)「水谷×御影 対談」ノーカット版(前編) 09/03/23 - 21:12投稿〕、「同時代性の共感を得るRPG〔yahooゲーム特集 アークライズファンタジアページ4 〕」というコンセプトで製作されており、システムは「プレイヤーが快適にプレイできる」という点を重視し〔開発ブログ連携レート5:開発会社と連携・試遊版との違いについて① 09/04/08 - 12:00投稿〕、「ポリゴン等を犠牲にしてもロード時間を短縮し、プレイヤーにイライラさせない〔開発ブログ連携レート2:開発と連携・ARFのシステムを語ってみる① 09/03/18 - 12:00投稿〕」「カスタマイズ制を強くしてキャラクター性能の偏りを防ぎ、好きなキャラクターをパーティーにしにくいという状況を防ぐ〔開発ブログ第四現場:企画スタッフが語る「バトルシステム」の制作現場 09/04/02 - 13:05投稿〕」「3種類のコントローラー全てに対応できるようにする〔開発ブログ第七現場:スタッフが語る「インターフェース」の制作現場 09/04/23 - 12:00投稿〕」等プレイヤーに配慮した物となっている。また、マーベラス側の開発プロデューサーである水谷英之の「システムはあくまでキャラを引き立たせるギミック」という方針によりシステムを前面に押し出したプロモーションはあまり行われなかった〔開発ブログArcrise Archives(2)「水谷×御影 対談」ノーカット版(後編) 09/06/04 - 04:27投稿〕。 本作について水谷は「色々なことを学ばせてくれた〔開発ブログ「アークライズファンタジア」 09/07/03 - 20:08投稿〕」と、御影は「長い年月をかけて育てた存在〔開発ブログ発売月の最終日 09/06/30 - 16:02投稿〕 」とそれぞれ語っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アークライズファンタジア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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