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アーケード[あーけーど]
アーケード(英語: ''arcade'')は、柱で支えられる連続したアーチやヴォールトを用いた通路や歩道、または一続きのアーチが覆う歩道等の道路を指す言葉である。 日本では、商店街がこの形式を採用した「アーケード商店街」が1950年代以降全国各地に誕生した。本項では主としてこれらについて解説する。 == 概要 == 都市において、通りに面して建つ建造物、古くから街を囲む城壁の内面、柱廊で覆われた橋などは全て、小さな店舗や露店が立ち並ぶ広く一般的な場所となっていた。これらは日光や天候から守られ、また多くの人々の徒歩での通行を惹きつけた。そして時代を越え「アーケード」という言葉は、とりわけ通りに沿って並ぶ行商人の間でよく使われるようになったのである。またイタリア語で「ガッレリア」として知られていた、屋根が天井部を覆うアーケードは、後にショッピングモールへと発展した。 このアーケードという言葉は他に、一列に連なって食べ物や様々な種類のゲームと結び付けられたグッズなどを売る各地の遊園地や謝肉祭でも取り入れられ、それぞれ「アミューズメント・アーケード」や「ミッドウェイ(催し会場)」として使用されている。アミューズメント・アーケードと呼ばれたものは、その後コインを入れて動く遊具などが並ぶ「ペニー・アーケード」と称され、遊園地に常設されるようになった。また催し物で設置されていたゲームはアーケードゲームとして定着するようになり、1970年代に起こった電子ゲームの爆発的人気以来こうした施設は、徐々にゲームセンターへと移行していった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アーケード」の詳細全文を読む
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