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『アーサー帝戦記』は、本田透/著・前田浩孝/イラストによる日本のライトノベル。2009年に幻狼ファンタジアノベルス(幻冬舎)から第1巻が刊行された。 == 概要 == アーサー王物語を題材としている。 特徴的な点をあげるなら、『アーサー王の死』などアーサー王を題材にした作品ではアーサー王よりも円卓の騎士や聖杯伝説の冒険が重点的に語られるところ、本作品ではアーサー王自身を主人公とし、またサクソン人とケルト人との対立を主にしていること。また、ファンタジー系の作品にはありがちな魔法は一切登場せず、登場人物は全て普通の人間であることなどである。 一般的には「アーサー王」と表記されるのが一般的であるが、本作品で「アーサー帝」という表記が用いられているのは、『ブリタニア列王史』など初期の文献でアーサー王がローマに遠征し、ローマ皇帝を倒して自ら帝位に就いていることを反映しているため。なお、アーサー王のローマ遠征という題材はあまりに荒唐無稽と言うであるという理由で、現代風の作品では省略されていることが多い。 なお、著者は同じくアーサー王物語を題材にしたライトノベル、『円卓生徒会』も執筆している。同じ題材を扱っていながら両作品は大きく作風が異なっており、著者によれば、凄惨なシーンや暗いテーマをも扱っている本作品は「黒本田」、萌えやラブコメを中心とする『円卓生徒会』は「白本田」が担当しているとのこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アーサー帝戦記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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