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アーフェンピンシャー
アーフェンピンシャー(英:Affenpinscher)とは、ドイツ原産のネズミ狩り・愛玩用の犬種である。犬種名はドイツ語で「猿顔のテリア」という意味があり、別名はアッフェンピンシャー、モンキー・テリア(英:Monkey Terrier)、ブラック・デビル(英:Black Devil)などがある。
== 歴史 == 15世紀ごろにネズミ狩用の犬種として作出された。現在は絶滅したオーストリア原産のオーストリアン・ワイアーヘアード・ピンシャーをもとに数種類のテリアやワーキング・テリアをかけ合わせて作られた。もともとは純粋に作業犬として使われていたが、作出初期から愛嬌のある顔立ちであったため、後にペットとしてのみ飼われるようになった。その際完全に愛玩用専門の犬種になるように改良され、パグやブリュッセル・グリフォンと交配されて現在のようにサルのような顔つきでマズルのつぶれた小型犬になった。このような顔つきになったため、「サルのような」という意味で、ドイツ語でアッフェンとつけられた。ちなみに、愛玩犬として改良される以前からマズルはやや短くつぶれていたが、現在のように平坦なものではなく、いくらかそれが尖っていた中型犬であったといわれている。現在も世界的に人気のある犬種であるが、人気はブームなどに左右される事が無く根強いものである。日本でもあまり普及はしていないが熱心な愛好家とブリーダーが居り、1頭30万円ほどで販売もされている。なお、2009年の国内登録頭数順位は136位中122位であり、順位は低いが毎年登録がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アーフェンピンシャー」の詳細全文を読む
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