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アーマード・コア3 : ウィキペディア日本語版
アーマード・コア3

アーマード・コア3』(ARMORED CORE3)は、フロム・ソフトウェアから発売されたPlayStation 2ロボットアクションゲームアーマード・コアシリーズの6作目であり、前作『アナザーエイジ』から世界観を刷新している。
後に2009年7月30日に、様々な追加要素を加えた『アーマード・コア3 ポータブル』が発売された。
== ゲームシステム ==
本作以降、左腕用の銃器が登場し、以後のシリーズにおいては作品を経るごとにブレードに取って代わる存在となっていく。また、コアの新機能として自律兵器を射出するイクシードオービットが本作より初登場した。特定のミッションでのみ、僚機を伴っての出撃や連続ミッションの受諾が可能となった。
; 評価システム
: ミッションクリア時にプレイ内容がS〜Eまでのランクによって評価されるようになった。敵の撃破数、収支、チャージ回数、命中率、残りAP、クリア時間を各10点満点で評価し、その合計ポイントで決まるしくみになっている。また、ミッションでのランクを総合ランクのポイントに換算し、こちらもS〜Eまでのランクによって評価されるシステムになっており、これはアリーナ出場条件にも関わっている。なお、本作では、以降の作品にみられるSランクが隠しパーツの取得条件のミッションが非常に少なく、メリットは少ない。
; イクシードオービット(EO)
: 自律兵器を射出するシステム。ミラージュ製のコアに搭載。本作ではエネルギー武器のみとなっており、使用時に弾薬とブーストゲージを消費する。弾薬については、一定時間が経つと回復するようになっている。なお、クレスト製のコアには、オーバードブースト(OB)が搭載されており、本機能は使用できない。
; パーツの仕様変更と追加された装備
:; 4脚型脚部
::これまでのホバー走行から二脚や逆関節に近い形に変更された。
:; インサイド
::搭載位置がコアから肩部へ変更され、さらに正面に射出するようになったことで、小型ロケットランチャー等のパーツが追加された。
:; 左腕銃
::左腕用に射撃武器が追加されている。
:; 右腕用ブレード
::これまでのレーザーブレードとは異なる「射突型ブレード」が追加された。
:
; 武装解除(パージ)
: 戦闘中に任意に武器を解除する事が可能となった。しかし、武装切り離し及び再装着のための操作方法が特定操作キーの同時押しであり、それを変更出来ないため、これまで独自のキーアサインを発展させてきていたプレイヤー層の一部を切り捨てた結果にもなっている。
: PSP版では、キーアサインの設定によって操作キーが決まるしくみに変更されたことで、PS2版での問題は緩和されているが、ボタン数に起因する操作性のレスポンスの悪さから、キーアサインによってはパージできないデメリットも生んでいる。
; 僚機システム
: 僚機出撃が可能なミッションが存在する。但し、僚機の出兵費用は出費に含まれる。
; 4人対戦
: 本作より追加された。最低でもソフト2本、PS2本体とテレビが2台ずつあれば、i.LINK接続による4人対戦が可能となった。これにより、各種大会で参加人数が多い大会などでは、予選でのふるい落としに用いられることが可能となっただけでなく、参加者も2人対戦にはない新たな戦略・戦術を練る必要性がある。
; サウンドの強化
: 本作以降の作品では、ドルビー・プロロジックIIに対応している。PS2用ソフトとしては世界初の試みである。
: 特徴的なOPの声は女性のものではなく、シリーズを通してBGMを担当する星野康太の声を加工したものである。
; PSP版の変更点
: ACFFに準規したメニュー画面に刷新されている。アドホック通信によって対戦が容易となった他、画面が16:9のワイド画面となった。また、過去作品からのパーツの復刻、アリーナにマーウォルスが追加された。ディスク容量の関係でCPUとの対戦モードは削除されている。
; その他
: 今作以前では本編クリア後の特典おまけであった『基準違反機体』での出撃が、『装備不完全』を除く異常状態でも出撃可能になった。これにより、重量過多の状態で出撃後、弾切れの装備を捨てて機動性の強化を図るなど、戦術の拡大が為された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アーマード・コア3」の詳細全文を読む



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