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イカリソウ属 : ウィキペディア日本語版
イカリソウ属[いかりそうぞく]

イカリソウ属(イカリソウぞく、学名:''Epimedium''、和名漢字表記:碇草属または錨草属)〔『新牧野日本植物圖鑑』pp.161-163〕〔『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.206〕はメギ科の一つ。
== 特徴 ==
多年草地下茎が発達し、多数のひげ根がはえる。の基部には少数の根出葉と鱗片葉がある。茎につくは日本産のものは1個であり、1-3回3出または1-2回2出複葉で、小葉はほぼ卵形、基部は心形になる。根出葉より茎につく葉の方が葉柄が短いが、形はよく似ている。花序は茎の先端から総状または分枝して円錐状につくが、茎葉が直立するため、茎葉に側生するように見える場合がある。萼片は8個あり、花時には外側の小型の4片は早く落ち、内萼片は4個で花弁状になる。蜜腺をもつ花弁は4個で、種によっては距になって長く伸びる。雄蕊は4個、葯は外側を向く。雌蕊は1個で、多数の胚珠を2列につける。果実は袋果になり、大きさが異なる2片に分かれる〔『日本の野生植物 草本II 離弁花類』pp.89-90〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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