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英緬戦争[えいめんせんそう]
英緬戦争(えいめんせんそう)は、19世紀に起こったイギリスとビルマの戦争。イギリス・ビルマ戦争 (Anglo-Burmese Wars) の略。イギリス側からは単にビルマ戦争 (Burmese War) とも呼ぶ。 == 背景 == イギリスは1600年に東インド会社を設立して以降、継続的にインド、特に東部のベンガル地方を植民地化してきたが、東インド会社は19世紀初めまでにインドの大半を支配下に置き、インドの盟主ムガル帝国の衰退は著しかった。一方のビルマは、1752年にアラウンパヤーが建てたコンバウン王朝が興って以降、領土拡張を目指して隣国シャムや清の雲南に侵攻を繰り返してきた。このため、西隣のインドをイギリスが駆逐する様子を見て、これに乗じて領土を西方へ伸張させようと試みた。1818年にビルマ王はベンガル地方の東半分までの割譲を要求、しかしイギリスが応じなかったことから、1822年にビルマ軍が越境してベンガルに侵入した。しかし、これは産業革命によって領土を一層欲していたイギリスを刺激する、非常に無謀な行為だった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「英緬戦争」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anglo-Burmese wars 」があります。
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