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イギリス・フォード : ウィキペディア日本語版
イギリス・フォード

イギリス・フォード(''Ford Motor Company Limited'' )は、アメリカ合衆国自動車メーカーであるフォード・モーターがかつて傘下に置いていたイギリスおよびアイルランド法人である。「ブリティッシュ・フォード」とも呼ばれる。
乗用車と商用車の現地生産・販売とイギリス、アイルランド内での農業用トラクターの販売を行っていたが、1967年の欧州フォード設立により、ドイツ・フォードと併合された。
== 歴史 ==

=== 1903-1918年 進出期 ===
1903年、イギリス最初のフォード車として、3台のモデルA が輸入された。1909年には現地法人として、'the Ford Motor Company (England) Ltd'がロンドンのシャフツベリー・アベニュー(Shaftesbury Avenue)55番地に設立されている。イギリス初のフォード車ディーラーは、1910年にサウサンプトンにオープンした。
ノックダウン生産を目的とした組立工場はマンチェスターのトラフォードパーク(Trafford Park)の旧トラム工場に1911年、従業員60名で開業、モデルTの生産が開始された。会社は'Henry Ford & Son, Ltd.'という名で再登記された。このマンチェスター工場は、フォード社として初めて北米以外の地に設置された工場である。当初は、輸入されたシャーシ等の主要部品に一部現地調達のメカニカル・パーツとボディを組み合わせていたが、1914年にはイギリスで初めての自動車大量生産用のラインが完成し、1時間あたり21台の車が組み立てられるようになった。
1913年には6000台のモデルTが生産されたが、これは当時イギリスで最も多く売れていた車であり、市場の30%を占めた。イギリスは自動車の大量生産技術に立ち後れており、民族系量産車メーカーでも社外製のアッセンブリー・パーツに依存した旧式量産手法に頼っていた。フォードは英国市場で時流に先んじたのである。第一次世界大戦でも英国フォード車は軍用車として広く用いられた。
1917年にはアイルランド南部のコークにも工場を開設。当初はトラクターを生産していたが、1921年からは自動車の組み立ても行われた。なおコーク工場は1984年に閉鎖された。
第一次世界大戦後、トラフォードパーク工場は拡張され、1919年にはイギリスで登録された車の実に41%がフォード車であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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