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イギリス国鉄クラス370電車 : ウィキペディア日本語版 | イギリス国鉄クラス370電車[いぎりすこくてつくらす370でんしゃ]
イギリス国鉄クラス370電車 (British Rail Class 370) はイギリス国鉄による先進旅客列車の試作車両である。「APT-P」ともよばれている。 == 概要 == APT-Pは「Advanced Passenger Train Prototype」を略したものである。先進旅客列車の初期のものはガスタービン式であったが、クラス370では25000Vの電気式となっている。製造はイギリス国鉄傘下のブリティッシュ・レール・エンジニアリング社のダービー工場にて行われた。 1編成14両で、両端に制御車を配し、両制御車から6両目までが連接台車となっていた(画像参照)。ボギー台車の動力車を編成中央に2両置き、動力車に設置されたパンタグラフから集電した(画像参照)。3編成つくられ、制御車1両が予備としてつられたため、車両数は43両であった。編成中には1等車、2等車、食堂車がそれぞれ2組みあり、動力車を境にして2つの列車を組み合わせた構造になっていた。動力車は通常、車内を通過することは出来なかった。 APT-Pは英国内において当時史上最強の出力であった。8台の駆動モーターで中間の2両の動力車を駆動してトータルで8000英馬力 (≒6000kW) に達した。1979年12月20日には時速162.2マイルを記録し、以後23年間記録を保持した〔http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/kent/3108973.stm〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イギリス国鉄クラス370電車」の詳細全文を読む
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