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イギリス軍のC4Iシステム : ウィキペディア日本語版 | イギリス軍のC4Iシステム[いぎりすぐんのしー4あいしすてむ]
本項では、イギリス軍のC4Iシステムについて扱う。イギリス軍は、アメリカ軍と並んで北大西洋条約機構の中核的な軍事力であり、また海外領土での作戦行動も想定されることから、C4I化には多大な努力を払ってきた。1998年7月に公表された''戦略防衛見直し''(SDR)において、各軍におけるC4I化の統合方針が策定され、これに基づいてC4Iシステムの開発・配備が進められている。 == 戦略級システム == イギリス軍は、全軍共通の戦略級C4IシステムとしてJOCS (Joint Operational Command System) を配備している。JOCSは、湾岸戦争の経験から開始されたJCSI(Joint Command System Initiative)計画のもとで開発された。1995年から1996年におこなわれたパイロット・フェーズにおいては、イングランド・ハートフォードシャーのノースウッド司令部内に常設統合司令部(Permanent Joint Headquarters, PJHQ)を構築することが最重点とされた。 1997年から2002年のフェーズ2で、JOCSは総合的なC4Iシステムとして実用段階に移行した。1999年からは、より拡大されたフェーズ3が運用されており、これはアメリカ軍の汎地球指揮統制システム(GCCS)にほぼ相当するものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イギリス軍のC4Iシステム」の詳細全文を読む
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