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イコノスタシス
イコノスタシス(iconostasis、「聖障(せいしょう)」と訳される)とは聖所(せいじょ・内陣)と至聖所(しせいじょ)を区切る、イコンで覆われた壁である。正教会と東方諸教会の聖堂で用いられる。日本正教会ではロシア語の""(イコノスタス)に準拠し「イコノスタス」と呼ばれる事が多いが、ギリシャ語()・英語(Iconostasis)に由来する「イコノスタシス」の表記も用いられる。 == 概説 == イコノスタシスは初期キリスト教建築の聖堂において用いられた身廊と内陣、あるいは内陣とアプスを区切るテンプロンから発展した。オシオス・ルカス修道院の生神女聖堂など、正教の古い聖堂では現在でもイコノスタシスではなくテンプロンがその役目を果たしている。 主に神品が出入りし聖体礼儀を行う「至聖所」と信者が祈祷する場所である「聖所(内陣)」を区切るもので王門(中央)、南門(向って右側)、北門(向って左側)から構成される3つの扉をもつ。本来は低い仕切りであったが、歴史を重ねるにつれて高くなり多層化してきた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イコノスタシス」の詳細全文を読む
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