翻訳と辞書
Words near each other
・ イサーン料理
・ イサー・ウェン=アー
・ イサー・ウェン・アー
・ イサー・ハレル
・ イサ川
・ イザイ
・ イザイア・ウィットロック・Jr
・ イザイア・バーリン
・ イザイア・ボウマン
・ イザイア・ワシントン
イザイホー
・ イザキ・ニュートン・カレッジ
・ イザク
・ イザサドツ・ワールド・デストラクション:ビーフォー・デストラクション
・ イザスカ
・ イザック・ジダ
・ イザック・ド・バンコレ
・ イザト・イブラヒム
・ イザナキ
・ イザナキ (小惑星)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

イザイホー : ウィキペディア日本語版
イザイホー

イザイホーは、沖縄県南城市にある久高島で12年に一度行われる、久高島で生まれ育った三十歳以上の既婚女性が神女(神職者)となるための就任儀礼。基本的にその要件を満たす全ての女性がこの儀礼を通過する。
== 概略 ==
琉球王国時代において、最高の聖域と位置づけられた久高島には、古くから「男は海人、女は神人」の諺が伝わる。久高島では男たちは成人して漁師になり、女たちは神女になるということである。これは琉球王国の信仰基盤となるおなり神信仰を象徴するものであり、すべての既婚女性は30歳を越えるとこの儀式を経て、神女になるのである。
イザイホーは十二年ごとの年・旧暦の11月15日から4日間行われる。儀式の観念は、ニルヤカナヤ(ニライカナイと同様の他界概念の久高島での呼称)からの来訪神を迎え、新しい神女をその神々に認証してもらい、島から去る来訪神を送るというもの。
史料に記録される限り600年以上の歴史を持ち、来訪神信仰の儀礼として日本の祭祀の原型を留めているとされ、多くの学者の関心を集めて、1966年、1978年のイザイホーには、本土からも多くの民俗学者、取材陣が久高島に押し寄せた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イザイホー」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.