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イザベル・ドロベル : ウィキペディア日本語版
イザベル・ドロベル

イザベル・ドロベル(, 1978年6月17日 - )は、フランス出身の女性フィギュアスケート(アイスダンス)選手。2008年世界フィギュアスケート選手権優勝。2007年ヨーロッパフィギュアスケート選手権優勝。2002年ソルトレイクシティオリンピック、2006年トリノオリンピック、2010年バンクーバーオリンピックアイスダンスフランス代表。パートナーはオリヴィエ・シェーンフェルダー。双子の姉妹はフィギュアスケートアイスダンス選手のベロニク・ドロベル
== 経歴 ==
フランスのクレルモン=フェランに生まれ、6歳でスケートを始めた。1990年にオリヴィエ・シェーンフェルダーとカップル結成し、1994-1995年シーズンの世界ジュニア選手権で初出場ながら4位となる。
翌1995-1996シーズン、フランス選手権ジュニアクラスで優勝し、世界ジュニア選手権では2位となるなど頭角を現した。翌1996-1997シーズンより本格的にシニアクラスへ移行し、ISUグランプリシリーズに参戦を果たした。1997-1998シーズンからは、世界選手権および欧州選手権に出場するまでになったが、成績は振るわなかった。2002年、オリンピック初出場となったソルトレイクシティオリンピックでは16位に終わる。
2002-2003シーズン、ISUグランプリシリーズのラリック杯で2位となり、フランス選手権では初優勝を果たした。2003-2004年シーズンにはグランプリファイナル進出を果たし、2005年欧州選手権では初の表彰台となる3位となるなど躍進する。
2006年、2度目のオリンピックとなったトリノオリンピックではコンパルソリーダンスで7位と出遅れたものの、フリーダンスでは2位となるなど巻き返し4位入賞を果たした。翌2006-2007年シーズンには、2007年欧州選手権で初優勝、2007年世界選手権では自己最高位タイの4位となった。
2007-2008シーズン、オンドレイネペラメモリアルで優勝。地元フランスで開催されたISUグランプリシリーズエリック・ボンパール杯ではグランプリシリーズ初優勝を飾り、次戦のNHK杯でも優勝を果たし、5シーズン連続5度目のグランプリファイナル進出を決めた。グランプリファイナルではオリジナルダンスで自己最高得点を更新し、総合で3位。初のメダルを獲得した。前年度チャンピオンとして迎えた欧州選手権ではオリジナルダンスを終え首位となっていたが、フリーダンスで逆転を許し2位に終わった。世界選手権ではコンパルソリーダンスから首位を守り続けて、パーソナルベストを更新し、初優勝を飾った。ちなみにこのシーズンのフリープログラムはフィンランドの振付師ヨルマ・ウォティネン(スザンナ・ラハカモペトリ・コッコの振付を担当していた)によるもので、手話を大胆に取り入れた実験的なものであった。
優勝を重ねた2008-2009シーズン、グランプリファイナル以降は悪化した肩の治療のため大会出場を見合わせていたが、2009年4月に交際しているルドビク・ルーとの子供を妊娠したこと、6月に結婚すること、また9月の出産(予定)を経て翌2月のバンクーバーオリンピックに臨むことを発表した〔http://www.ifsmagazine.com/forum/index.php?showtopic=1783〕〔http://tempsreel.nouvelobs.com/depeches/sports/20090422.FAP7878/danse_sur_glace_isabelle_delobel_enceinte_mais_partante.html〕。
バンクーバーオリンピックの後、現役を引退し、プロスケーターとして活動している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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