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イスラエル・M・カーズナー(Israel Meir Kirzner, 1930年2月13日 - )は、アメリカのオーストリア学派の経済学者。ユダヤ系。 ロンドンに生まれ、後に南アフリカに移る。ケープタウン大学、ロンドン大学に学んだ後、1957年にニューヨーク大学で博士号を取得。現在は同大学で教授を務める。 新古典派的な静態的均衡論に反対し、競争的市場過程の動態的側面を重視する立場を採る。カーズナーの業績で最も著名なものは企業家論であるが、彼は企業家を不完全だが機敏性を持った存在として捕らえ、その活動の場としての市場過程に着目する。企業家が市場活動を通じて新たな知識を獲得し、それに基づき修正を重ねていくことによって、市場に均衡化がもたらされると主張する。2014年トムソン・ロイター引用栄誉賞受賞。 ==著書== *''Competition and Entrepreneurship'', (Chicago 1973). 田島義博監訳『競争と企業家精神―ベンチャーの経済理論』千倉書房, 1985年 *''The Economic Point of View: An Essay in the History of Economic Thought'', (Kansas City: Sheed and Ward, Inc., 1976). *''Discovery, Capitalism and Distributive Justice'', (Basil Blackwell 1989). *''The Meaning of Market Process'', (Routledge 1992). 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イスラエル・カーズナー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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