翻訳と辞書
Words near each other
・ イソプレン
・ イソプレンゴム
・ イソプレンシンターゼ
・ イソプレン則
・ イソプレン合成酵素
・ イソプロスカリン
・ イソプロテレノール
・ イソプロパノール
・ イソプロパノールデヒドロゲナーゼ (NADP+)
・ イソプロピル-1-チオ-β-D-ガラクトピロノシド
イソプロピル-β-チオガラクトピラノシド
・ イソプロピルアミン
・ イソプロピルアルコール
・ イソプロピルアンチピリン
・ イソプロピルチオガラクトシド
・ イソプロピルトルエン
・ イソプロピルパラベン
・ イソプロピルメタンフルオロホスホネート
・ イソプロピルリンゴ酸
・ イソプロピル基


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

イソプロピル-β-チオガラクトピラノシド : ウィキペディア日本語版
イソプロピル-β-チオガラクトピラノシド[いそぷろぴるべーたちおがらくとぴらのしど]

イソプロピル-β-チオガラクトピラノシド(Isopropyl β-D-1-thiogalactopyranoside)は、分子生物学で使用される試薬の一つである。通常は略してIPTGと呼ばれる。
この化合物はアロラクトースの類似体として用いられ、ラクトースオペロンの転写を誘導する。アロラクトースとは異なり、生体内では硫黄原子の部分で分解されないため、ラクトースオペロンは常に誘導された状態となる。
IPTGはラクトースリプレッサーに結合してその働きを阻害し、ラクトースを分解するβ-ガラクトシダーゼの発現を誘導する。クローニングにおいては、lacZ遺伝子の部分に目的の遺伝子が導入され、IPTGはその遺伝子の発現を誘導することになる。
ラクトースオペロンを用いた組み換えタンパク質の発現ではさまざまな調節機構が関与しているが、IPTGは100μMから1.5mMの濃度範囲で優れた誘導物質となり得る。
== 関連項目 ==

* 5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル-β-D-ガラクトピラノシド


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イソプロピル-β-チオガラクトピラノシド」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.