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イソマルツロース : ウィキペディア日本語版
イソマルツロース

イソマルツロース (isomaltulose)またはパラチノース (palatinose) は、スクロースに転移酵素を作用させて結合の仕方を変えた、グルコースおよびフルクトースからなる二糖の一種である。
この転移酵素がドイツのPfalz州Palatinで発見されたことから、三井製糖パラチノース (palatinose) として商標登録している。
天然では蜂蜜に微量に含まれるが、量が少なくイソマルツロースとしての利用は難しい。一般に利用されるのは、工業的に砂糖から合成されたものである。
== 特徴・用途 ==
素朴な甘さを持つ。日本では1985年より甘味料として用いられ、様々な製品に用いられている。抗齲蝕性があり、1986年には「虫歯にならない天然の糖」のキャッチフレーズを売りにした歯磨きガムが発売された。
砂糖と同様、体内で完全に消化されるため4kcal/gの質量あたり生理的熱量を持つが、ゆっくりと分解される性質から、血糖値が急激に上がらない。そのため、インスリンの急激な放出や、血糖値の急落を抑えられ、持続性のあるエネルギー供給が出来る。
特に糖尿病患者用の食事に砂糖の代わりに用いられている。
インスリン値が低いためエネルギー源として脂質の使用を阻害しない。そのため、砂糖と比較してエネルギーとして使用される脂肪の量を増加させ、代謝を促進させることが知られている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イソマルツロース」の詳細全文を読む



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