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イタヤ()とは、南アメリカ大陸北東部を原産とする、扇のような形状の葉を持ったヤシの1種。イタヤ属は単形である。 == 形態 == 茎(一見すると幹に見える部分)の太さは、だいたい9cmから10cmくらい、茎の長さは、だいたい4mくらいというのが標準的な大きさである。また、この茎から長い葉柄が伸びていて、だいたい11枚から25枚の扇のような形状の葉を生やしている。なお、1枚の葉の大きさは、だいたい2mくらいであるものの、一枚板のような葉ではなく、10個から16個くらいの細い隙間(切れ込み)が見られる。これらの特徴は、扇のような形状の葉を持ったヤシとしては、中間的な大きさの種類に当たる。なお、葉の表側は緑色をしているのに対して、裏側は白っぽい色、または、銀灰色をしている〔Andrew Henderson、Gloria Galeano、Rodrigo Bernal 『Field Guide to the Palms of the Americas』 p.41、p.42 Princeton University Press 1995年発行 ISBN 0-691-08537-4〕。 雌雄同株であり、また多回結実性 〔 多回結実性(pleonanthic)とは、ある程度成長すると、 以降は死ぬまでの間、何度でも開花して実を付ける植物のこと。 対義語は一回結実性(hapaxanthic)であり、 こちらは一生に1回だけ開花して実を付けて、その後枯死する植物を指す。 〕 である〔Natalie Uhl、John Dransfield 『Genera Palmarum - a classification palms based on the work of Harold E , Moore Jr』 p.175〜p.177 The L.H.Bailey Hortorium and the International Palm Society 1987年〕。花は白っぽい色をしている。そして実は黄緑色をしており、大きさはだいたい長さ2cmから2.5cmほど、幅1.5cmから2cmほどの楕円形である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イタヤ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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