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イタリアの同胞・国民中道右翼(イタリアのどうほう・こくみんちゅうどううよく、伊:Fratelli d'Italia – Centrodestra Nazionale、FdI–CN)、は、イタリアの政党。創設者はイグナジオ・ラ・ルッサ、現書記長はジョルジャ・メローニ。自由主義と国民保守主義をスローガンに掲げて結党されたが〔Parties and Elections in Europe: The database about parliamentary elections and political parties in Europe, by Wolfram Nordsieck 〕、ファシスト党の流れを汲む旧国民同盟派議員の政党として民族主義(イタリア・ナショナリズム)的な政治行動も示している。 2014年、イタリアの同胞・国民同盟(Fratelli d'Italia - Alleanza Nazionale、FdI-AN)に改名した。 ==概要== 2012年、旧・国民同盟党の党首代行であり、同盟が合流した自由の人民の第三次ベルルスコーニ政権の国防大臣イグナジオ・ラ・ルッサとジョルジャ・メローニ議員が自派閥と共に離脱して結党された。既にベルルスコーニ政権から離反して新党を立党したジャンフランコ・フィーニ下院議長(旧国民同盟書記長)のイタリアのための未来と自由に続き、旧国民同盟派議員の自由の人民からの離脱が相次ぐ形となった。ただし完全に自由の人民と決別したフィーニに対して、ルッサは新たに同党を中心にした選挙連合「中道右派連合」には参加する意思を表明している〔http://archiviostorico.corriere.it/2012/dicembre/18/Pdl_destra_fermento_Russa_fonda_co_0_20121218_6d4f77be-48db-11e2-93a9-096d33c66311.shtml〕。 FdIの政治主張はその大部分がMSIとANのイデオロギーを継承している。即ち保守主義と国粋主義であり、またリスボン条約以降の欧州懐疑主義の主張も存在している。経済面では経済的自由主義を採用している。2013年、共和国総選挙に出馬した国民中道右翼は下院で9議席を獲得、正式にイグナジオ・ラ・ルッサが初代書記長となった。 2014年、ジョルジャ・メローニが第2代書記長となり、党名も「イタリアの同胞・国民同盟」(Fratelli d'Italia - Alleanza Nazionale、FdI-AN)に改名した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イタリアの同胞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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