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イタリアから
交響的幻想曲『イタリアから』()作品16は、リヒャルト・シュトラウスが1886年に作曲した管弦楽曲。標題を持つ作品の第1作である。 == 概要 == シュトラウスは、彼の才能を見出した指揮者ハンス・フォン・ビューロー〔当時の楽壇において、ビューローはブラームスの支持者であった。〕の影響で絶対音楽を志向しており、「交響曲」(1884年)などを作曲していたが、作曲家アレクザンダー・リッター(Alexander Ritter)に感化され、リスト、ワーグナーなどの標題音楽に興味を持つようになっていた。『イタリアから』は、シュトラウスにとって初の標題音楽であるが、描写的な表現はなく、ソナタ形式などを用いた4楽章の作品である点で交響曲的であり、シュトラウスが絶対音楽から標題音楽へ創作の中心を移して行く時期の過渡的な作品となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イタリアから」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Aus Italien 」があります。
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