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イタリア気象局(イタリアきしょうきょく、正式名称:Servizio Meteorologico dell'Aeronautica Militare=空軍気象部)はイタリア空軍に属する組織であり、イタリアの国家気象機関でもある。軍および一般公衆向けに天気予報などのサービスを行っている。このため、テレビ局RAIの天気予報では軍服姿の予報士が登場する姿が見受けられる。 ==組織== 他の多くの国の国家気象機関とは異なり、歴史的な経緯によりイタリア気象局は軍の組織となっている。この事により、文民と軍の気象組織を政府内に別々に作る必要がなくなるが、その一方で軍の活動が優先されるため、純粋に文民の組織と比べると、特に国際協力の面で難点がある。 空軍気象部は、ローマにある空軍参謀本部に属しており、企画立案および世界気象機関を通じた国際協力を促進する政策について責任を負っている。 空軍気象部の司令部はローマ近郊のPratica di Mare 空軍基地に置かれている。ここから解析と予報の結果が軍、民間航空、航海、民間防衛組織、その他の政府機関やユーザー、マスメディアに対して配信される。 支部は以下の三種類がある: * Milan Linate空港(北イタリア地域センター、陸軍山岳部隊司令部(COMALP)および森林警備隊と連携した雪崩などの山岳気象サービス「Servizio METEOMONT」)。 * ローマ近郊の Vigna di Valle(品質保証、証明、検定、試験、研究、海外軍事作戦のための機動気象観測、41箇所での気候観測) * 有人観測点84地点および自動観測点110地点が司令部にデータを伝送する。それに加えて、農林食糧政策省の特殊気象部門がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イタリア気象局」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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