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イタルチェメンティ(Italcementi)は、イタリアのベルガモに本社を置くセメント会社である。セメントメーカーとしては世界第5位(2007)。ホルシム、ラファージュ、セメックス、ハイデルベルグセメントなどと並び、セメントメジャーの一つに数えられる。2009年現在、22カ国で事業を展開し、年間セメント生産量は約7000万トンに上る。 イタリア証券取引所に上場しており、同市場の優良銘柄40種からなる株価指数S&P/MIB(:en:S&P/MIB)の構成銘柄の一つでもある。企業構造としては、セメント等の事業を行うイタルチェメンティ・グループと、その親会社であるイタルチェメンティS.p.Aに分かれているが、この項では便宜上一括して取り扱う。 == 歴史〔Italcementi Group Chronology 〕 == *1864年、イタリアのベルガモにて"Società Bergamasca per la Fabbricazione del Cemento e della Calce idraulica"創業。 *1917年、"Società Anonima Fabbrica Calce e Cemento di Casale"と合併し、社名を "Società Italiana e Società Fabbriche Riunite Cemento e Calce"に変更する。 *1925年、イタリア証券取引所(ミラノ証券取引所)に上場。 *1927年、この時点で180万トンの生産能力を持ち、イタリアのセメント市場の44%を押さえる。社名を現在のItalcementi Spaに変更。 *1984年、この時点で1400万トンの生産能力を持ち、6500人の従業員を抱える。 *1992年、フランスのCiments Françaisを買収、国外への進出を本格化させる。 *1997年、コンクリートメーカーのCalcestruzziを買収。 *1998-2002年、モロッコ、ブルガリア、カザフスタン、タイ、インド、エジプト等へ、買収や出資によって進出する。 *2005年、エジプトのSuez Cementを子会社化。 *2006年、合弁会社であったインドのZuari Cementの支配権を握る。 *2007年、中国のFuping Cementを買収し、中国市場に進出する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イタルチェメンティ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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