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イディアサバル : ウィキペディア日本語版
イディアサバル

イディアサバル ()は、スペインバスク州およびナバラ州北西部で生産される、ヒツジの乳を原料としたチーズ〔。セミハードタイプに分類される〔。濃いオレンジ色の表皮を持ち、中身は締まっており気孔が見られる〔(色は淡黄色)。味は若干の辛味〔と酸味〔を帯びる。長く熟成させるとセミハードを通り越してハードタイプといった方がよい状態になる〔。
製造にあたっては地元のヒツジの乳を使用し、凝固剤に子羊の塩漬け(部位は胃袋〔)を使用するという特徴がある〔。出荷前に10日ほどスモークしたものもあり、木材はブナやサンザシを用いる。日本で流通しているものはほとんどがスモークしたもので、現地では逆にスモークしていないものが多いという〔。
広範囲で製造されているため、DO認定の際はまずどの名称(地名)で申請するかで議論があったが、結局イディアサバル(村の名前〔。:en:Idiazabal)に決定し、1987年に認定されたという経緯がある〔。ヨーロッパの食の遺産に認定されている〔。
== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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