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イドリース朝[いどりーすあさ]
イドリース朝(アラビア語:الأدارسة )は、西マグリブにおける最初のシーア派〔Ibn Zar,Rawd al Qirtass, P. 38〕 〔Hespress, Moroccan Online Newspaper 〕サイイド〔Marshal GS Hodgson, Venture of Islam, University of chicago press p 262〕によるイスラム王朝。アッバース朝時代に勢力争いで、ハールーン=アッラシードに敗れたイドリース・イブン・アブドゥッラー(イドリース1世)がモロッコの地へ逃げて、フェズを都として開いた。788年に興り、985年に滅亡した。王朝名は建国者であるイドリース1世にちなんでいる。 == 歴史 == 王朝を開いたイドリース・イブン・アブドゥッラー(在位788年 - 791年)はアリーとムハンマドの娘ファーティマの血を引いていた。そのため彼はシーア派のサイイドとしてアッバース朝から迫害を受けて786年にマグリブへ逃亡し、そこでベルベル人に受け入れられた。Maysaraがアラブ人の支配に抗して立ち上がって(739年 - 742年)以来、北アフリカにおけるカリフの権威は弱体化していた。イドリース1世が打ち立てた新王朝は、モロッコで2番目の(そしてスペインで初めての)自律的なイスラーム国家となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イドリース朝」の詳細全文を読む
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