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イナゴマメ(蝗豆、学名: )は、地中海地方原産のマメ科ジャケツイバラ亜科〔クロンキスト体系ではジャケツイバラ科とする。〕の常緑高木。 ギリシア語でイナゴマメの実をκεράτιων(kerátiōn:「動物の角」の意味のκέραςに由来、属名もこれによる)といい、カラットcaratはこのギリシア語名による。イナゴマメという和名は英語でその種子を指すLocust beanの訳。 == 特徴 == 高さは10 m以上になる。地中海沿岸のような温暖な土地でよく育ち、乾燥に耐える。 葉は偶数羽状複葉で全体は長さ20 cmほど、互生する。 雌雄異花で、普通は雌雄異株。花は秋に咲き、赤いが花弁はなく、総状花序となって枝または幹に付く。果実は角張って細長い豆果で、動物の角あるいはイナゴを思わせる形をしている。熟すのに丸一年ほどかかる。 ファイル:Ceratonia siliqua g1.jpg|木 ファイル:Carob tree leaf.JPG|葉 ファイル:Carobs.JPG|実 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イナゴマメ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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