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イノブータン王国(イノブータンおうこく、英称THE KINGDOM OF INOBOOTAN)は、日本国和歌山県すさみ町が過疎対策や観光資源として興した、町おこし戦略。同町を領土とする「イノブータン王国」なるパロディ国家であると自称し、様々なイベントを行う、施設の呼称「イノブタ」を「独立国家」に関連させたものに変更するなど、かなり真剣なものである。略称は「イブ王国」。 == 概要 == すさみ町が観光資源としているイノブタを扱ったイベントの第一歩は、1981年(昭和56年)に第1回が行われたイノブタダービーである。その5年後、イノブータン王国は建国された。 イノブータン王国の主張によると、1986年(昭和61年)3月4日に当時の内閣総理大臣・中曽根康弘に建国宣言書を手渡している。翌日の3月5日には、当時の通商産業大臣・渡辺美智雄と通商友好条約を締結。国家権力にも止められない外交手腕を発揮した。その2ヶ月後の5月4日にイノブータン王国が建国した。 しかし、 そして、恒例行事として、毎年5月3日には建国記念祭とイノブタダービーが行われる。その他、王国夏祭り・王国運動会・王国通常国会・王国グルメンピックなど、年中通してさまざまなイベントが開かれている。 なお、イノブータン大王と今くるよを結婚させる計画がかつて持ち上がっていたが、「実在の人物と結婚させるのは『人権問題』に触れる」との批判が寄せられたため、破談となったことがある。 googleマップでは「イノブータン王国」と検索すると、「649-3141」という郵便番号とともに「和歌山県すさみ町見老津1-32」という住所が表示される。なお、この郵便番号を日本郵便の公式サイトで検索した場合は「和歌山県西牟婁郡すさみ町」という住所が表示される。〔日本郵便株式会社の公式サイトによる検索結果 2015年1月30日検索〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イノブータン王国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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