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『イブニングワイド』は、2009年9月28日から2010年3月26日まで、TBS他で放送されていた平日夕方の報道・情報番組である。通称「イブワイ」。ハイビジョン制作。番組のキャッチコピーは「雑食系報道番組」〔ただし、TBS公式サイト内の番組紹介 では「報道」の2文字を省いた「雑食系番組」と称している。〕。 == 概要 == TBSが行った2009年春の改編では17時台に『サカスさん』と『先出し!THE NEWS』(16:53 - 17:50)、18時台に『総力報道!THE NEWS』(17:50 - 19:50)を放送。しかし7月20日から『サカスさん』が14時台に枠移動となり、『(先出し)THE NEWS』(16:43 - 16:53)『水戸黄門』再放送(16:53 - 17:50)、『総力報道 -』と組み替えた。結果として改善しない事から、テコ入れとして秋改編で『総力報道』の放送時間を短縮(18:40 - 19:50)し、16:53 - 18:40までを『イブニングワイド』としてスタートすることが2009年8月26日に明らかになった〔堀尾アナも起用!TBSニュース枠さらに拡大 - スポニチアネックス 2009年8月27日〕。これにより、TBSの夕方の報道番組枠は『イブワイ』『総力報道』と合わせて3時間となると同時に『先出し』が廃枠となった。 番組のメインキャスターには元NHKアナウンサーの堀尾正明とTBSのベテランアナウンサー・長峰由紀が起用された。堀尾が民放での平日の帯番組を担当するのは初めてで、これがTBSテレビでの初のレギュラー番組である。 『総力報道』の冒頭(17:50 - 18:05)で実施していた副音声による英語二ヶ国語放送は、本番組の開始に伴って『総力報道』から『イブワイ』に変更となった(17:50 - 18:00の10分間のみ実施)。3ヶ月後の12月25日、『JNNニュースコープ』以来続いてきた夕方ニュースでの二ヶ国語放送が終了した。2010年2月8日以降はモノラル放送(地上デジタルではモノステレオ放送)からステレオ放送に変更した。なお、『総力報道』は二ヶ国語放送を取りやめに伴い全編モノラル(地上デジタルではモノステレオ)に統一している。 本番組は全篇においてローカルセールスとされたが、全国の系列局向けに独立したニュース番組として配給していた。一部系列局は「きょうのニュース」を『THE NEWS』名義でネットしていたが、「きょうのニュース」では基本的に『THE NEWS』のフォーマットを使用しなかった(後述)〔一部の系列局から送信されたニュース映像では『THE NEWS』仕様のテロップ・字幕スーパーになっていたが、項目テロップだけは独自のものに付け替えていた。〕。 平日17・18時台に報道・情報番組を設置するのは『イブニング・ファイブ』以来半年ぶり、平日17時台の生放送は『サカスさん』以来2ヶ月1週間半ぶりだった。『総力報道』で扱ってきたローカルニュースを本番組で扱うことになったため、『テレポートTBS6』(ローカルニュース)と『JNNニュースコープ』(全国枠ニュース)の両番組終了以来、19年半ぶりに全国枠ニュースとローカルニュースが分割された。ローカルニュース→全国枠ニュースという順番・流れでの放送も19年半ぶり。なお、TBSでは『JNNニュースの森』以降、全国枠ニュースとローカルニュースを1つの番組として放送してきたが、前々番組の『イブニング・ファイブ』に関しては、自社制作の情報番組を放送している系列局の事情に配慮し、全国ニュースを『JNNイブニング・ニュース』として区別・内包した形で放送した。 スタジオは『サカスさん』を放送していた赤坂サカス・SACAS広場内「STUDIO SACAS」を使用していた。 番組立ち上げにあたり、これまで音楽番組やバラエティー番組を制作してきた中鉢功をチーフプロデューサーとして起用。中鉢は起用後報道局に配属され、番組開始まで(見習い)記者〔2009年8月16日放送『とくばん』。司会の石橋貴明が中鉢について「急に報道に異動になった」という旨の発言を行った。〕となった。 視聴率は2009年11月現在、第1部(16:53-17:50)の週平均が7%台の週もあり、この時間帯としては高水準といえる。(ビデオリサーチ調べ・関東地区)〔2009年11月 石原社長 定例記者会見概要 (2009.12.2) 。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イブニングワイド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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