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イブン=トゥールーン・モスク : ウィキペディア日本語版 | イブン・トゥールーン・モスク
イブン・トゥールーン・モスク(アラビア語:)は、エジプト・カイロにあるモスクである。カイロで現存するモスクでは最古のモスクである。'')は、エジプト・カイロにあるモスクである。カイロで現存するモスクでは最古のモスクである。 == 概要 == イブン・トゥールーン・モスクは、アッバース朝のエジプト総督で、事実上のトゥールーン朝の創始者であるアフマド・イブン・トゥールーンの手によって建設された。14世紀のエジプトの歴史家であるアル=マクリーズィーの記述によると、このモスクの建設は、876年に始まり、879年に完成している〔al-Maqrīzī, ''Khiţaţ'', II, pp. 265 ff.〕。 9世紀に建設されたモスクであり、同時期に建設されたサーマッラーのマルウィヤ・ミナレットと同様に螺旋型のミナレットを保有している。このチョココルネをも思わせる螺旋型のミナレットは、アブー・ドゥーラーフのモスクとあわせて、現存しているのはこの3つのみである〔深見(2003)pp.148-149〕。 「感謝の丘」と訳出される丘の上に建設されたモスクは、伝説では、ノアの方舟がアララト山ではなくて、この丘に大洪水の際に漂着したとされる〔R.G. 'John' Gayer-Anderson Pasha. "Legends of the House of the Cretan Woman." Cairo and New York: American University in Cairo Press, 2001. pp. 33-34. and Nicholas Warner. "Guide to the Gayer-Anderson Museum in Cairo." Cairo: Press of the Supreme Council of Antiquities, 2003. p. 5.〕。
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