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イプサム : ウィキペディア日本語版
トヨタ・イプサム

イプサム(''Ipsum'')はトヨタ自動車生産していたミニバン乗用車である。
当時の初代ホンダ・オデッセイを始めとするミニバンブームの中で初代モデルは目標販売台数を大幅に上回る受注を獲得し、日本国内外のメーカーから類似車種が発売された。2代目へのフルモデルチェンジで大型化や高級化を図るが、初代ほどの人気は得られず長期にわたって販売されていた。さらにエコカー減税の対象となる競合車の登場で大幅に販売台数を減らし、2009年12月の生産終了をもって13年の歴史に幕を下ろした。
== 歴史 ==

=== 初代(1996年 - 2001年) ===

*1995年 - 第31回東京モーターショーに参考出品。
*1996年5月 - 登場。コロナプレミオ車台をベースとした排気量2.0Lガソリンエンジン3S-FE型)および2.2Lディーゼルターボエンジン(3C-TE)を搭載し、5ナンバーサイズのため車体が小さかった。乗車人数は7人乗りのみ。基本的にはツートンカラーで、原色を避けた明るい色が多かった(パープリッシュブルーマイカメタリック等)。
 *12月 - 特別仕様車ホワイトパールイプサム、ホワイトパールイプサム L-セレクションを発売。イプサムグレード、イプサムL-セレクショングレードの2.0L FF車と4WD車をベースに、ボディカラーはホワイトパールマイカを採用。内装は専用シート表皮、ラジオレス4スピーカーなどを特別装備している。
*1997年8月 - 2WDのディーゼル車が追加され、さらにエアロツーリングが追加された。
*1998年2月 - 長野オリンピックの公式カーとして、スノーレッツデザインのホワイト・イプサムが登場。オリジナルキャラクターの「イプー」は、初代型のCMやカタログ、更にディーラーオプションのステッカーにても登場した程、当車との関係が深い。後に特別仕様車として「ホワイト・イプサム」が発売。1998年2月の取り扱いはトヨペット店ビスタ店(大阪では前期型に限り大阪トヨタでも取扱いしていた)。
 *4月 - マイナーチェンジ。マルチリフレクターヘッドランプの採用およびバンパー部等のカラー変更、原色系への移行、落ち着いた色合いへの変更があった。ミラーやフロントグリル、テールランプ、インパネ周り、シートアレンジも変更。さらに、トヨタで初のアクティブトルクコントロール4WDを採用。
 *12月 - 特別仕様車、イプサム スペシャルバージョンを追加。イプサムグレードの2.0L FF車と4WD車をベースに、ボディカラーにダークターコイズマイカに加えホワイトパールマイカ、内装色にアイボリーを採用。内装はプライバシーガラス、木目調のパネル&スイッチベース、4スピーカーなどを特別装備している。
*2000年4月 - モノトーン仕様が追加設定された。

ファイル:ToyotaPicnicC.jpg|前期型リア(ピクニック)
(1996年5月 - 1998年4月)
ファイル:Toyota Picnic front 20080318.jpg|後期型(1998年4月 - 2001年5月)


ファイル:Toyota Picnic rear 20080318.jpg|後期型リア
ファイル:Toyota Ipsum 001.JPG|アメリカン ビレット



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トヨタ・イプサム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toyota Ipsum 」があります。



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